栄町デリヘルで蘇る記憶

①栄町デリヘルの記憶

「ピンポーン、ピンポピンポーン」

102110

さっきからインターホンが鳴っているが丁度トイレに入っていて出れない。ここのところ身体の調子が優れない俺は今日もお腹を壊すという最低最悪な症状を抱えながら生きていた。しかししっかりと生きているのだ。やっとトイレから出て、インターホンの相手に怒鳴ってやろうと思い勢いよく開けると
「あいやーーーーーーー!!!!」
という聴き慣れ始めたチャイナ言語。いつものようにチャイナドレスが綺麗な、それよりも綺麗でキンキラピカピカな栄町デリヘルの点心ガール。この女は相当危ない奴で、普段は人懐っこいデレデレなドM女の癖して、いざ行為に及ぼうとすると体中からある汁を分泌する。それは決して汗でもおしっこでもなく、強いて言うならば肉汁だった。点心が包んだ肉の汁を溜めに溜めて、それが決壊したように流れ始めるのだから手がつけられない。俺は彼女のその分泌液を舐めとることしか出来ない身体にされてしまったのだ。彼女は俺を奴隷にしている。今日も俺はイクことすら許されぬ辛抱のきっかり60分を過ごしていた。しかし、今の俺にはそれは至福の60分だった。昔はどうだったのだろうか。この栄町デリヘルに嵌まってしまってからは、嵌まる前までの出来事全てを忘れてしまったようで何も思い出せないのだ。しかしそれがなんだというのか。俺は俺のヒストリーになんの意味も見出せないし、今はこの汁をナメナメするのが俺の使命だと思っている。カクテルのように俺の唾液、彼女の唾液、彼女の汗、おしっこと混ぜって本当に美味しいんだよ! もう飛びあがってしまって心臓なんてあってないようなもんだぜ全く~!! ドキドキの60分がずっと続くのだから不満など微塵もなかった。だが、勢い余って我慢しきれなかった俺のスペルマが俺の口に侵入しそれを舌で転がして味わった時、何か大事なことを忘れていることを思い出した。それが何かは全く思い出せなかったが、ひっかかる感覚はずっと残った。しかし汁は溢れ、俺はずっと舐め続ける。彼女が五回果てて大体それぐらいで丁度60分で今日もそうだった。
「はあああ、いつもいつも私だけこんなに気持ち良くなっちゃっていいのかしら」
「良いに決まってるだろ。俺はお前の事しか考えられない身体なんだから」
そんなことを言いながら、もやもやと2人の女が俺をどこかで見つめているような気がした。気味が悪くなった俺は点心ガールに別れを告げ、もう一度仕切り直してマスターベーションをした。ビュビュっと出る俺のスペルマを俺は残らず舐める。舌で転がし、よーくテイスティングした。そうしている内にまた2人の女がどこかで俺を見ているような気がした。

②人気ある風俗嬢

北海道から沖縄まで日本全国各地にある風俗店。その風俗店の数に比例するように、風俗嬢も数え切れないほど無数に存在している。風俗はそれだけ多くの女の子の個性で成り立っているという見方もできるのではないだろうか。ただその中でも某アイドルグループやキャバクラのようにランキングというものが存在する。その店の身長・バストなど身体についてのランキングもあれば、指名数など女の子の人気に関わるものもあるのだ。そして風俗店のほとんどがお客の数が増えるのに比例して給与が上がっていくシステム。一日中店に待機していても、お客がひとりも来なければその日の給与はゼロという過酷な世界。それだけに女の子にとって一度遊んでもらったお客にまた選んでもらうことや、新規のお客を手に入れて人気を獲得することは非常に重要なことだと言えるだろう。

しかしこのような人気ランキングは、必ずしもルックスやスタイルが良い女の子に人気が集中するわけではない。また性格やサービス内容が良いからといって、その人に沢山のお客が集まるという訳でもない。ランキング上位の女の子を見ると、その店でルックス・スタイル全てが飛びぬけているような人がいる反面、プロフィールや写真を見ても良さが分からないような人もいる。このようにこういう人なら人気が出るという指標がないため、どうすればお客に気に入られて人気を獲得できるのかはとても難しいことであると言えるだろう。

ただその中で指標があるとしたら、自分の個性を良く分かっていること・状況に応じて上手く立ち回ることができる能力が大事ということなのかもしれない。そこで握手会イベントで自分に訪れるファンの数が、人気に反映されるというシステムを取っている某アイドルグループを一例として考えたい。彼女らは他のアイドルグループであれば、ビジュアル担当として活躍できるような優れた外見を持ったメンバーが集まっている。そして一般的に認知もされ始めているため、個人でドラマやバラエティ番組などに出演するような人も含まれている。その中である時期の人気トップ5を見てみると、ビジュアルや知名度だけで人気が確定する訳ではないことがよく分かる。1人はグループの顔と言ってよい人気者、2人はメディアでの露出が多く知名度もあり、ルックス面でもグループの中でトップクラスといえるメンバー。この3人はランキングトップ5にいても、多くの人が納得するようなメンバーであると言えるだろう。しかしそれ以外の2人は彼女たちのような知名度の高さのないメンバー。1人はちゃんと見るとルックス・スタイルとも良いのだが、控えめな性格であまり目立たない人。そしてもう1人はビジュアルレベルが高いグループの中では、あまりルックスが良くないと言われている人。ただ彼女はいつもニコニコと笑顔を絶やさず、バラエティ番組などでは自ら泥を被るような行動に出る。このように2人は性格もビジュアルも違うが、似ている点は握手会でファンを大切にして来たことと自分のことをよく分かった上で行動していること。そのグループにとってファンと触れ合う握手会は自分を知ってもらえる大切な場。そこでどのようなリアクションをしたかによって、ファンはその女の子にまた来るかどうかを判断する。そのためいくら知名度が高くビジュアル面で優れていたとしても、そこでの対応が悪ければ一気に多くのファンを失ってしまうこともある。その反面良い対応を続けていればファンを失うことがなく、さらに口コミなどで高評価が広がりファンでない人もその人に会いに来てファンになるという好サイクルも生まれる。つまりその2人はファンへの好対応によって人気を高めてきたということになる。そしてそれを生み出すのは自分の能力やキャラクターをよく知り、その場にあった対応をしていることも人気の出た要因のひとつではないだろうか。1人は控えめな性格であるがゆえに、自分が前に出過ぎることなく周りを見て動くということをしているようだ。そのようなところや相手を思いやれる優しさも、彼女の人気を後押ししているポイントだと思う。そしてもう1人はビジュアルではなく愛嬌の良さで売っている。それはチーム全体の状況を見て、自分はどのポジションであれば活躍できるのかを見定める目があるということだ。そのような能力のある彼女はテレビ番組などでも、自分の役割を熟知し上手く立ち回るという頭の回転の良さが光っている。このように自分のことをよく知り、それに合った行動を取ることも人気を獲得できる要因のひとつと言えるのではないだろうか。

そしてこのようなことは彼女たちだけでなく、風俗店におけるお客からの人気ランキングでも当てはまることだ。風俗店でお客に選んでもらうにはルックス・スタイルというビジュアル面も大切な要素のひとつだ。そして風俗嬢の場合はプレイを行う上でのテクニック、攻められたときにお客を興奮させるような喘ぎ声や感度なども人気に繋がる部分となる。ただお客にとってまたこの女の子と遊びたいと思う理由は、一緒に居て楽しい時間を過ごせたと思える相手であるかどうかだろう。ビジュアル面が良くても性格やプレイスタイルが合わなければ、お客はその女の子とまた遊びたいと思うことはない。また風俗におけるテクニックが優れていたとしても、相手の希望を考えずにただそのテクニックを駆使してもお客は満足しない。むしろ相手を気持ち良くさせることに必死な恐い女という評価となってしまうかもしれない。一度風俗店で人気のある女の子と遊んでみると、「彼女といると楽しい」「癒される」などという感想を持つことができるだろう。その理由は当然女の子によって違ってくる。お客を大事に扱うプレイスタイルと言っても、高級クラブや料亭などで通用するような完璧な内容という訳ではない。むしろ女の子によっては明るくフランクすぎること、不思議すぎて言っていることが分からないといったこともある。ただそれは女の子が持っている個性を存分に活かした上で、さらにお客のことを考えた行動をしているからに他ならない。女の子自身があまり肩肘を張りすぎることなく、それでいて緩すぎてお客を下に扱うようなこともせずに自然体で接すること。そんな接客やサービスの中で性格をかいま見ることができ、お客もそんな女の子と同様に自然体で風俗を楽しめる。そんな雰囲気が心地良いからこそお客はまたその女の子を指名し、それが増えていくとお店の中でも人気嬢としてランキングに登場することも多くなってくるのだ。ただそのように自然体で相手にとって心地良いサービスをしていたとしても、やはりルックス・スタイルなどがまるでダメであればお客はまた通おうとはしない。ルックスが良くなくても男が裸を見て興奮するようなスタイルを維持していることなど、風俗に来るお客のことを理解した上で努力のあとが見えるのも人気が出る要因のひとつだ。ただ風俗の中には専門店というものが存在し、その形式によって体調管理の方法は異なってくる。ぽっちゃり専門店ならある程度脂肪がついた状態がベストで、モデル専門店なら実際のモデルのような厳しい節制が必要となるだろう。また風俗で働いていることやお客と接することが、楽しくてしょうがないというものが見える女の子も人気が出やすい。お客の中では仕事などで嫌なことがある、ストレスがたまっておりそれを発散させる目的で風俗店に訪れている人も決し少なくない。そんなときに疲れきってきつそうな態度を取られる、引きつった笑顔で楽しくなさそうに対応をされたらさらにストレスもたまってしまうだろう。もちろん「元気の押し売り」と言えるように明るすぎてもいけないが、笑顔で楽しそうにサービスを行っている女の子は好かれることが多い。それだけに明日を頑張るための元気をもらうためにその女の子をまた指名するというお客もいるだろう。

風俗店ではそのように人気の出る女の子が対し、何らかの部分ではランキング入りしている女の子以上の能力がありながらあまり人気の出ない女の子もいるという。ただ中には人気ランキングに入る要素が揃いながらも、入店して間もない・出勤日数が少ない・プロフィール情報が地味であるなどお客に知られていないといったことで人気が出ていない子もいる。そのような女の子は時期や条件によって人気が出るというケースが多い。それだけにお店としては頑張って存在をアピールする必要のある女の子だろう。それ以外では「残念」と言える女の子が多い。例えば顔は美人女優のようにキレイでモデルのようにスタイルが良いなど外見は素晴らしいが、サービスをする上でNG事項が多い・感度が悪くお客に攻められても全く感じないという要素のある人。またスタイルはモデルのように素晴らしく感度やテクニックも良いが、ルックスがあまり良くなく顔を見るとアソコが萎えてしまうという場合。そしてルックス・スタイルともに良く感度もテクニックもあるのだが、それ以外は長々と愚痴を話すなどサービスを行おうとしない。それに胸の形が悪い・秘所から変な臭いがする・暗すぎて話ができないなど「残念」な部分を挙げて行くと本当に様々な要素がある。これは女の子自身で変えることができる部分もあれば、自分ではどうにもできない問題もあるのでかわいそうなところもあるだろう。ただ女の子によってはちょっとした努力や、考え方を変えるだけで改善できることも少なくない。せっかく人気ランキングに入る女の子にも負けないだけの武器があるので、風俗で稼ごうと思っているのならそれを活かすように工夫するのがよいだろう。

やっぱり栄町デリヘルはアツいのが分かった。
栄町デリヘルが激アツ